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債券は下落、米長期金利上昇受け売り優勢-利回り曲線はスティープ化

債券相場は下落。米長期金利の上昇を受け売りが優勢だった。12日の超長期債対象の流動性入札や18日の30年債入札を意識した超長期債売りが目立ち、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 新発20年債利回りは0.4%、新発30年債利回りは0.565%とそれぞれ前週末比2ベーシスポイント(bp)上昇、新発40年債利回りは2.5bp高い0.595%
  • 新発10年債利回りは2bp高い0.025%
  • 長期国債先物9月物の終値は29銭安の152円ちょうど。売り先行で始まった後、株高と歩調を合わせる格好で下げ幅を拡大。一時151円97銭まで下落した
長期国債先物中心限月の推移

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 海外金利の上昇を受けて国債利回りが上昇する中、盆休みで市場参加者が少なく、買い向かう投資家が不在
  • あすの流動性入札や18日の30年債入札に向けた調整売りで超長期債も弱い
  • 流動性入札は通常なら需要が強い40年債や20年債の既発債が対象になるので、超長期債の下げを止めるきっかけになるか注目

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 株高の影響もあってか先物の下げ幅が大きく、現物債は比較的底堅かった
  • あすの超長期債対象の流動性入札で十分な需要があるのか若干の懸念も
  • 18日の30年債入札を控え、投資家は7月に前倒しで必要分を手当している可能性もあり、金利があまり上がらない中で順調に消化されるか一抹の不安

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.120%-0.095%0.025%0.400%0.565%0.595%
前週末比+1.0bp+1.5bp+2.0bp+2.0bp+2.0bp+2.5bp
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