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【欧州市況】株上昇、米景気対策協議の動向を注視-ドイツ債は上昇

10日の欧州株は上昇。シクリカル銘柄を中心に上げた。米国での追加景気対策を巡る協議に注目が集まっている。

  ストックス欧州600指数は0.3%上昇。銀行、石油株が特に値上がりした。北海ブレント原油は、主要地域で消費が若干伸びている兆候がさらに強まっていることを手掛かりに上昇した。

  中国が米国の当局者や議員ら11人を対象に制裁を科すと発表したことを受け、欧州株は一時下落した。中国の措置はトランプ米政権が7日に決定した中国や香港の高官11人への制裁に対する報復だ。

  米国の追加景気対策についてムニューシン財務長官は民主党からの提案があれば聞く意向を示し、ペロシ下院議長はホワイトハウスとの協議が近く再開することを望むと述べた。

 アレクサンダー・クレーマー氏らコメルツ銀行のストラテジストは 「米中の緊張や不透明感が一段と高まる中で、米国は長期的な財政策でまだ合意しておらず、良好な第2四半期決算シーズンは今や相場に十分織り込まれている。こうした状況でリスク資産の余地は限られつつある。『コロナ勝ち組』のバリュエーションが高いことを考えるとなおさらだ」と指摘した。

European equity investors weigh U.S. stimulus negotiations

  欧州債はドイツ債が幅広い年限で上昇した。イタリア債は小幅高を縮小。中核国債のパフォーマンスが準中核国債を上回った。

  ドイツ債とイタリア債のイールドスプレッドは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して145bp。

  ポルトガルの30年債利回りは3月初め以来となる1%割れとなった。

  英国債は超長期債を除き上昇。10年債はほぼ変わらずだった。英国は11日、2025年、57年償還債の入札を実施する。

  ドイツ10年債利回りは2bp下げてマイナス0.53%。フランス10年債利回りは3bp下げてマイナス0.24%。イタリア10年債利回りは1bp低下して0.92%。

原題:European Stocks Advance With Oil, Banks on U.S. Stimulus Bets(抜粋)

German Bonds Gain Led by the Belly; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

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