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バークレイズ、プライバシー巡り英当局から調査-従業員を監視

  • ソフトウエア使った従業員の監視、抗議を受け中止に
  • 試験的な取り組みの一環で従業員のフィードバック収集が目的だった

バークレイズは従業員の行動を監視するソフトウエアを巡り、英当局からプライバシーの問題で調査を受けている。英情報コミッショナー事務局(ICO)が10日明らかにした。

  ICOは電子メールで「バークレイズによる従業員監視ツールの使用を巡り調査が続いている」と発表した。

  バークレイズへの調査はこれより先、英紙デーリー・テレグラフが報じていた。同紙によれば、バークレイズはサピエンス・アナリティクスのプログラムを使って、1年半にわたり従業員を無断で監視していた。

  英国のプライバシー規制では企業が電子技術を使って従業員を監視することは禁止していないものの、監視を受ける人には一定のプライバシーが認められるとしている。

  ICOは「従業員の監視を望む組織は、その目的とそれから得られる実質的なメリットを明確にしなければならない」と指摘し、「監視する際にはその趣旨や度合い、理由を従業員も認識しておく必要がある」と説明した。

  バークレイズは今年2月に発表した声明を引用し、試験的な取り組みの一環であり、従業員からのフィードバックを聞くためだったと説明し、個人データが管理職の目に入らないよう措置を講じてきたとした。

  テレグラフによれば、このソフトウエアを使えば従業員がデスクから離れている時間や作業時間を測定できる。今年2月には管理職が監視する従業員を個別に選び出せる機能が追加された。その後従業員から抗議を受けてバークレイズは同月中に監視をやめ、ICOに報告したという。

原題:Barclays Probed by U.K. Privacy Agency for Snooping on Staff (1)(抜粋)

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