コンテンツにスキップする

トランプ米政権と民主党、追加景気対策の交渉で打開できず

  • 6日夜の会合は最も大きな争点で前進しないまま終了
  • 意見になお「大きな隔たり」-妥結拒否していると双方が非難

新型コロナウイルス危機に対処するための追加景気対策を巡るトランプ米政権と民主党の協議は6日夜、最も大きな争点で打開に向けて前進しないまま終了した。

  ムニューシン財務長官はペロシ下院議長、シューマー民主党上院院内総務との3時間を超える会合後、「多くの問題の立ち位置で妥協に近づいている」と説明したものの、「一部の重要な問題については非常に大きくかけ離れている」と語った。

  ムニューシン長官とメドウズ大統領首席補佐官は、民主党側と景気対策法案の規模の数字に関して意見の相違が残っているほか、州・地方自治体支援を含む個別の条項でも隔たりがあると説明。メドウズ補佐官は「相違がなお大きい」と指摘した。

House Speaker Pelosi Holds Weekly News Conference

記者会見するペロシ下院議長(右)とシューマー民主党上院院内総務(8月6日)

Photographer: Sarah Silbiger/Bloomberg

  ペロシ議長は、共和党が米国の経済的惨事の重さに立ち向かおうとしていないと主張。「極めて大きな隔たりがある」とし、「非常に不幸なことだ」と述べた。シューマー氏も会合が期待外れだとし、ホワイトハウスの姿勢を批判した。

  7日に交渉が再開されるかどうかは不明。メドウズ、ムニューシン両氏は、7日にペロシ、シューマー両氏に電話した上で会合すべきかどうか判断するとした。シューマー氏は民主党が協議継続に前向きだと明言している。

  民主党が過半数を握る下院は5月に3兆5000億ドル(約370兆円)規模の経済対策法案を可決。これに対抗する共和党は先週、1兆ドル規模の景気対策を公表した。

  トランプ大統領は6日、失業給付上乗せや給与税免除について7日か8日に大統領令に署名することを見込んでいると表明した。

トランプ氏、失業給付拡充延長や給与税の大統領令に署名へ-7日にも

原題:White House, Democrats Fail to Find Breakthrough on Stimulus(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE