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ETF「ゴッドファーザー」が警告、CLO連動は個人投資家には危険

  • 個人投資家は市場動揺に伴う流動性不安の危険が分かっていない恐れ
  • ジャナス・ヘンダーソンがAAA格付けCLOに連動するETF提案

企業のデフォルト(債務不履行)が増加する状況で、ローン担保証券 (CLO)に連動する上場投資信託(ETF)の募集が開始された場合、リテール投資家にとって危険を伴う可能性があるとGTSミシュラーのプリンシパル、レジー・ブラウン氏が警告した。

  ジャナス・ヘンダーソンは先週、最も質の高いCLOに連動して投資成果を目指すETF設定に向け、米証券取引委員会(SEC)に届け出を行った。ローンETFは数多く存在するが、CLOに特化したETFは今のところない。

  ETFのゴッドファーザーの異名を取るブラウン氏は、この種のファンドはプロの投資家ならうまくいくかもしれないが、個人投資家は市場が動揺する際の「流動性不安」の危険が分かっていない恐れがあると指摘した。

  新型コロナウイルス感染拡大で苦境に陥る企業が相次ぐ状況を受け、レバレッジドローンを束ねてリスクとリターンの異なるトランシュに証券化するCLOには、最近数カ月で厳しい目が注がれている。ジャナス・ヘンダーソンは、最も安全とされる「AAA」格付けのCLOに連動するETFを提案した。

  キャンターフィッツジェラルドのシニアマネジングディレクターも務めたブラウン氏は5日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「私の主な懸念はリテールコミュニティーの教育だ。プロは正しく理解するだろうが、私が心配なのは、ママパパのリテールだ。一部の小口投資家の教育はそれほど高くないかもしれない」と語った。

レジー・ブラウン氏

Markets:The Close。」 (出典:ブルームバーグ)

原題:ETF ‘Godfather’ Worried About Retail Traders in Planned CLO FundCLOs Are About to Get Easier for the Robinhood Crowd to Buy(抜粋)

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