コンテンツにスキップする
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
cojp

日本株3日続落、米株先物安や低調な企業決算-半導体関連や素材安い

更新日時
  • 米国は7日に雇用統計控える、追加景気対策の交渉で打開できず
  • 資生堂やSUMCOは決算嫌気、任天堂やスクエニHは決算を好感
Pedestrians holding umbrellas walk past an illuminated electronic stock board displayed outside the Daiwa Securities Co. headquarters at night in Tokyo, Japan, on Monday, July 27, 2020. Daiwa Securities is schedule to announce first-quarter earning figures on July 31.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

7日の東京株式相場は3日続落。米雇用統計の発表を控える中で、米国株先物が軟調に推移したことや低調な国内企業決算から次第に売りが優勢となった。SUMCOなど半導体関連、素材株が安い。

  • TOPIXの終値は前日比3.14ポイント(0.2%)安の1546.74
  • 日経平均株価は88円21銭(0.4%)安の2万2329円94銭

〈きょうのポイント〉

  • トランプ米政権と民主党、追加景気対策の交渉で打開できず
  • 米国時間7日に雇用統計、ブルームバーグ調査で失業率は10.6%
  • 今年は「特別な夏」、東京都外への旅行や帰省は自粛を-小池知事
  • SUMCOの1-9月営業利益は27%減の見通し、資生堂は通期営業利益予想が市場予想下回る
  • 任天堂やスクウェア・エニックス・ホールディングス、メルカリの四半期営業利益は市場予想上回る

  三菱UFJ国際投信・戦略運用部の石金淳チーフストラテジストは「事前の関連指標などから判断して、米雇用統計が想定より悪いかもしれないとの見方がある。また、米景気の回復は財政が支えているとの認識が強い中、思ったより追加景気刺激策が遅れるなら実体経済を痛めかねない」と述べた。

  株価指数は午前は方向感に乏しい展開だったものの、アジア時間7日の米国株先物や中国上海総合指数が軟調に推移。日本は3連休を控えて買い手控えムードが強いだけに、下げが大きくなる場面もあった。個別ではTOPIX下落寄与度首位の資生堂、テルモなど決算失望銘柄、業種別では電機や化学など半導体関連株の下げが目立った。半導体については「米テクノロジー株は株価過熱感が強い上、動画投稿アプリなど米中摩擦の激化もマイナスに働く可能性がある」と、三菱U国際の石金氏はみる。

  もっとも、取引終了にかけて米株先物が下げ幅を縮小するとともに、株価指数は下げ渋った。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「米国では7月に新型コロナ感染者が再拡大したものの、米新規失業保険申請を見る限りそれほど雇用は落ち込まなかった」と指摘。「これで8月に感染がピークアウトすればかなり景気に与える好影響は大きい」とも話していた。

  • 東証33業種では非鉄金属や化学、鉄鋼、電機、食料品、建設が下落
  • 空運や鉱業、陸運、海運、不動産、保険、銀行は上昇
3日続落
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE