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ウーバーの4-6月期は初の減収、コロナ禍で配車需要急減

更新日時
  • 4-6月期の赤字拡大、29%減収-株価下落
  • 2021年末までに調整後ベースの黒字化目標達成見通しを維持
relates to ウーバーの4-6月期は初の減収、コロナ禍で配車需要急減

Photographer: David Paul Morris/ Bloomberg

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配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズは4-6月(第2四半期)に初めて料理宅配事業の収入が人の輸送による収入を上回ったが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による急激で長期にわたる乗客減の影響を埋め合わせることはできなかった。

  4-6月期の売上高は前年同期比29%減少し22億4000万ドル(約2400億円)となり、10年間続いた売上高の伸びにブレーキがかかった。赤字も拡大したが、ウーバーは6日、来年末までに調整後ベースでの黒字化目標を達成する見通しを維持した。料理宅配事業はその戦略の中核で、食品宅配サービスの米ポストメイツを26億5000万ドルで買収した後、さらに重点を置いている。

  税金と金利などの費用を除いた4-6月期損益は8億3700万ドルの赤字。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は8億8300万ドルの赤字だった。

  ウーバーのプラットフォームを毎月利用する人数は4-6月期に44%減少し5500万人と、アナリスト予想の約7%減より大幅な落ち込みだった。株価は決算発表を受けた時間外取引で一時約3%下落した。

  こうした乗客数の急減は、旅行業界全体の縮小を映す動きだ。多くの小売業者や学校、職場は休業・休校や業務縮小を行っており、輸送サービスの利用は予見できる将来は低水準が続く公算が大きく、ウーバーは「永遠に正常に機能しない」恐れがあると、シノバス・トラストのポートフォリオマネジャー、ダニエル・モーガン氏は指摘した。

  4-6月期の料理宅配事業のグロスブッキングは69億6000万ドルに倍増した。配車サービスやスクーターレンタルなどを含むモビリティー事業は75%減の30億5000万ドル。料理宅配の数字はアナリスト予想を上回ったが、配車サービスは予想を下回った。

原題:Uber’s Quarterly Sales Tumble, Ending a Decade of Growth (3) (抜粋)

(利用者数やグロスブッキング、株価を追加して更新します)
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