コンテンツにスキップする

8月6日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株続伸、追加経済対策の合意を楽観-金が再び最高値

  6日の米株式相場は続伸。米国の追加経済対策案が合意に向かうとの楽観が相場を押し上げた。米国債は小幅高。

  • 米国株は続伸、追加経済対策合意を楽観-アップル最高値更新
  • 米国債は小幅高、10年債利回り0.53%
  • ドル指数続落、米失業保険申請件数が予想より良好
  • NY原油、反落-もみ合いの末に軟化
  • NY金は5日続伸、連日で最高値更新-追加経済対策への期待で

  S&P500種株価指数は5営業日続伸。アップルが過去最高値を更新して相場上昇をけん引し、MSCIオールカントリー・ワールド指数が年初来ほぼ変わらずの水準に回復するのを後押しした。午後には米景気対策の合意に向けた作業が続くとの議会関係者発言や、大統領令で一部措置を講じる可能性があるとのトランプ氏の発言が好感され、株式相場は一段高となった。

  S&P500種は前日比0.6%高の3349.16。ダウ工業株30種平均は185.46ドル(0.7%)高の27386.98ドル。ナスダック総合指数は1%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.53%。

  エセックス・ファイナンシャル・サービシズのチャック・クメロ最高経営責任者(CEO)は、「この難局を乗り越える場面で、人々に支援の架け橋を提供し続けるために可能な措置は、それが何であっても非常に重要になる」と指摘。「米国の消費者は経済の3分の2をけん引しているのだから」と語った。

  外国為替市場では、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数が3日続落。先週の米新規失業保険申請件数が市場の予想以上に減少し、ドルを圧迫した。投資家は難航が続く経済対策協議を意識しつつ、7日発表の米雇用統計にも目を向けている。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。ドルは対円では0.1%下げて1ドル=105円55銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.1877ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は5日ぶりに反落。追加経済対策の行方を巡る不透明感からもみ合いになった後、軟化して終えた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は24セント(0.6%)安の1バレル=41.95ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は8セント安の45.09ドル。

  ニューヨーク金先物相場は5日続伸。連日で最高値を更新した。包括的経済対策案で合意に至るとの期待から買いが膨らんだ。金地金に裏付けられた上場投資信託(ETF)への資金流入がここ約1年での最長局面に並んだことも支援材料。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1%高の1オンス=2069.40で終えた。

原題:U.S. Stocks Gain on Bet Fresh Stimulus Is Coming: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Post Small Gains, End Off Highs as Stocks Advance(抜粋)

Dollar Slips Amid U.S. Stimulus Talk, Jobs Data Due: Inside G-10(抜粋)

Oil Wavers With Demand Woes Offsetting Supply Signals (Correct)(抜粋)

Gold Surges to Fresh Record Above $2,000 on Stimulus Prospects(抜粋)

◎欧州市況:株は下落、企業決算など嫌気-英国債はブルフラット化

  6日の欧州株は下落。低調な企業決算が重しとなった。米中間の緊張も注視された。

  ストックス欧州600指数は0.7%安。鉱業株が特に売られた。スイスの資源商社グレンコアが今年の配当を取りやめたことが弱材料となった。保険株も安い。フランスのアクサは成長目標を一部取り下げ、配当を中止した。

  欧州債市場では英国債の利回り曲線が大幅にフラット化した。イングランド銀行(英中央銀行)は金融政策の据え置きを発表し、インフレ見通しがより明確になるまで金融政策を引き締める予定はないと表明した。

  イングランド銀のベイリー総裁は、中銀の示した予測には「恐ろしいほどの多大なリスクがあり、それが一方向に分布していることは明らかだ」と発言、投資家は一段の債券購入を見込んでいる。

  短期金融市場では、英中銀は来年9月に政策金利をゼロに引き下げると織り込まれている。金融政策発表前は同年5月だった。

  ドイツ債はブルフラット化。安全資産の買いを集めた。イタリア債は上昇。キャリー目的の買いが背景。イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して147bp。

  ドイツ10年債利回りは3bp下げてマイナス0.54%、フランス10年債利回りは3bp下げマイナス0.23%、イタリア10年債利回りは4bp下げて0.93%。

原題:U.K. 5s30s Curve Flattens Most Since March: End-of-Day Spreads(抜粋)

European Equities in Broad Decline Amid Earnings, Trade Focus(抜粋)  

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE