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トランプ陣営資金、シュワルツマン氏が大規模支援-金融業全体は減少

  • シュワルツマン氏、ウォール街エリートの献金額の75%超占める
  • 米金融業界全般の政治献金はバイデン氏に向かっている-米団体

米投資会社ブラックストーン・グループのスティーブ・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)は数年前、トランプ現大統領に献金を始めたウォール街富裕層の1人にすぎなかった。それがいまや、最後まで残っている1人となった。

  米金融業界最高のエリートらによる今年のトランプ氏の選挙運動に対する献金は、シュワルツマン氏を除外すれば2016年と比べて劇的に少ない。このためシュワルツマン氏は、ウォール街で最も熱心なトランプ氏の支持者になったと言える。

  実際、米金融業界を支配する31の銀行と投資会社に関連する人々がトランプ氏再選運動に献金した記録上の額のうち、シュワルツマン氏1人が膨大な割合を占める。

Trump’s Last Deep Pocket

Blackstone’s Schwarzman is propping up Trump’s Wall Street fundraising

Sources: Federal Election Commission; Center for Responsive Politics

Note: Totals include disclosed contributions of at least $1,000 from employees and their partners to the Republican National Committee and pro-Trump campaign committees that raised at least $5 million. Donations to RNC before May 4, 2016 are excluded. Data for 2020 through June. Figures are rounded.

  ブルームバーグ・アナリシスのまとめによると、この集団からの献金額は合計480万ドル(約5億円)で、うちシュワルツマン氏が370万ドルに上った。同氏抜きでは、4年前の選挙時と比べてトランプ陣営に集まった献金額は69%減となる。

Key Speakers At The Business Roundtable CEO Innovation Summit

スティーブ・シュワルツマン氏

  ブルームバーグ・アナリシスは、銀行や資産運用会社、ヘッジファンド、ブラックストーンを含むプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社の従業員が1000ドル以上をトランプ氏の選挙運動に献金した際の開示済み資料を基に集計した。

  ウォール街は右派寄りで確実な選択を好む傾向があることから、通常は共和党の現職大統領に献金する。

  だが、米政治資金監視団体「責任ある政治センター」によると、2008年以来初めて米金融業界全般の政治献金の大半が民主党候補へと向かっている。民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領が米証券・投資業界から集めた額は、トランプ氏の5倍に上っているという。

原題:
Schwarzman’s Wallet Props Up Wall Street Elite’s Giving to Trump(抜粋)

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