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債券は上昇、米経済の先行き不透明感でリスク回避-連休控え上値限定

更新日時

債券相場は上昇。米国経済の先行き不透明感などを背景にリスク回避の買いが優勢となった。一方、国内では3連休を控えて積極的な持ち高構築の動きが乏しく、相場の上値は限定的となった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.01%
  • 新発30年債利回りは0.5bp低い0.545%
  • 長期国債先物9月物の終値は5銭高の152円29銭。米長期金利の低下を受けて買いが先行し、リスク回避の動きが強まると、一時152円33銭まで上昇
新発10年債の利回り推移

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • トランプ米大統領がウィーチャットの脅威に対処する大統領令に署名したことで、米中貿易摩擦が再び意識されてリスクオフが強まっている
  • 日本株が軟調に推移する中、外部環境は円債市場にとってサポーティブでやや買いが優勢
  • 一方、米国の雇用統計や財政合意の行方などの不透明要素がある中で、国内の3連休を控えて買い進む動きも限定的

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 新型コロナウイルス感染拡大の影響で超金融緩和が長引く流れになる中、世界的に利回りを求める動きが出てきてしまっている
  • 債券はキャリー取りの動きが優勢で、金利が上がるような環境ではない
  • ただ、10年金利のマイナスを買っていく動きは見込めず、ゼロ%が下限になるだろう

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年以下、1年超3年以下、5年超10年以下
  • 応札倍率はいずれの年限も前回から上昇
  • 備考:日銀国債買い入れオペ結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.115%0.010%0.385%0.545%0.575%
前日比横ばい-0.5bp-0.5bp+0.5bp-0.5bp横ばい
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