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ドルは105円半ば、英中銀政策発表後に対ポンド中心にドル売り強まる

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台半ば。日中の取引では米中対立懸念から中国株が下落に転じた局面でドル買いが優勢となる場面もあり、全般的に方向感が乏しかったが、イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策発表後に対ポンドを中心にドル売りが強まった。

  • ドル・円は午後3時50分現在、前日比0.1%安の105円50銭。一時は105円39銭まで軟化
  • ポンド・ドルは0.4%高の1ポンド=1.3160ドル。一時1.3183ドルまで上昇し、3月以来の高値を更新
  • ユーロ・ドルも連れ高、一時1ユーロ=1.1916ドルと2018年5月以来の水準までユーロ高・ドル安が進行
対ポンドでのドル売り波及

市場関係者の見方

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • 英中銀は内容的にはサプライズもなかったが、ハト派を警戒していた向きもあったため、結果を見て事実でポンドを買うという動きになっている
  • ポンドがきっかけでドル売りが再開している形で、ドル・円も同様。そもそも先週末から週初にかけてのドルの買い戻しも、実需中心のドル売りに抑えられて、ドル売り地合いに回帰する形になっている

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長

  • ユーロ・ドルもRSI(相対力指数)が75超と買われ過ぎの状態にあり、元々木曜日という日柄とあすの米雇用統計といった重要経済イベントを前にポジション調整が入りやすい中、ハンセン株の下落もあり調整的なドル買いが出ている-午前の相場
  • ただ、ドル・円は105円台にオプションのピンが集中しており、それに絡んだ売り買いで米雇用統計まで105円台でのレンジ相場が続きそう
  • 英中銀の結果は予想通りだが、今のところマイナス金利をにおわすコメントや表現も見当たらない。ポンドは前回高値超えでストップを付けたようだ

背景

  • 6日の中国株は下げに転じ、香港ハンセン指数は1%超の下落。日経平均株価は前日比96円70銭安で終了
  • ポンぺオ米国務長官は5日、アプリ配信サービスを手掛ける米企業に対し、中国製アプリを締め出すよう要求
  • 米国では6日に新規失業保険申請件数、7日に7月の雇用統計が発表される
  • 英中銀は政策金利と資産買い入れ枠の据え置きを決定。結果は予想通り
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