, コンテンツにスキップする

ポンペオ氏、中国テクノロジー企業との「決別」を米企業に促す

  • アプリ配信を手掛ける米企業に中国製アプリの締め出しを要求
  • テンセントやアリババのクラウドサービスも使用しないよう呼び掛け
TikTok As Microsoft Corp. Tries To Salvage Purchase Deal
Photographer: Hollie Adams/Bloomberg

ポンぺオ米国務長官は5日、アプリ配信サービスを手掛ける米企業に対し、中国製アプリを締め出すよう求めた。米国のスマートフォンやコンピューターから中国の技術を追い出す取り組みは、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の強制的売却か閉鎖かにとどまらないことを示す動きだ。

  ポンペオ氏は、北京字節跳動科技(バイトダンス)のティックトックやテンセント・ホールディングス(騰訊)の「微信(ウィーチャット)」などを「信頼できない中国製アプリ」と指摘。そうしたアプリは「米国民の個人データにとって重大な脅威」であり、中国当局による検閲の道具になっている可能性があると述べた。

  また、華為技術(ファーウェイ)製の携帯電話で米企業のアプリを使用できないようにすることも要求。さらに、慎重な扱いを要する米国のデータでテンセントやアリババ・グループ・ホールディング、百度(バイドゥ)のクラウドサービスの利用をやめるよう求めた。

Secretary Of State Pompeo Testifies Before Senate Foreign Relations Committee

ポンペオ米国務長官

  ポンペオ氏は「ファーウェイの人権侵害や中国共産党の監視装置に米企業が加担して欲しくない」と述べた。

  同氏が掲げた「クリーンなネットワーク」の指針に拘束力はない。ただ、中国製技術の普及に制限をかけようとするトランプ大統領の取り組みが一段とエスカレートしていることを示すものだ。

  一方、中国の当局者や専門家は、トランプ政権による中国テクノロジー企業の締め付けを非難している。

  中国伝媒大学マルクス主義学院の趙瑞琦副院長は、「トランプ氏の動きはインターネットを分断しかねないもので、世界が回避すべきものだ」と指摘。「各国はインターネット統治という点について国家安全保障の限界を巡る協議をすべきだ」と述べた。

関連記事
トランプ氏、9月15日までのTikTok米事業売却合意を要求
「テクノナショナリズム」台頭か-新たな対中戦線開いた米国
マイクロソフトが買収ならTikTokの米国人データ安全-ゲイツ氏
TikTok米事業の強制売却は「強奪」、中国認めず-国営メディア

原題:Pompeo Urges Cutting Ties With Chinese Tech Companies, Apps (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE