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米アップルの株式分割、小口トレーダーの株価上昇期待に弾み

更新日時
  • アップル株のオプション利用急増-TDアメリトレード
  • アップルは投資家層拡大のため月内に1対4の株式分割実施

アップルが株価上昇と好業績を踏まえ計画する株式分割が、同社株投資に弾みをつけているとTDアメリトレード・ホールディングはみている。

  証券会社TDアメリトレード・シンガポールのクリストファー・ブランキン最高経営責任者(CEO)は4日のインタビューで、アップルの動きがここ1週間「突出している」と述べ、同社の過去の株式分割時に見られたパターンを繰り返していると指摘。アップル株の一段高を見越したオプションの利用が見られるのは株式分割の発表が理由だと述べた。

Apple in overbought territory based on relative strength index

  アップルが先週発表した四半期決算は、新型コロナウイルス感染拡大の中で高まった製品需要を背景に、売上高がウォール街の予想を上回った。アップルは小口投資家が同社株を購入しやすいようにするため月内に1対4の株式分割を実施することも発表。アップル株は5日まで6営業日続伸。同日の終値は440.25ドル。6日間で約18%上昇した。

  サスケハナ・ファイナンシャル・グループのデリバティブストラテジスト、クリス・マーフィー氏は3日のリポートで、アップル株は3月半ばの安値から2倍近く上昇したものの、同社株のオプションは年内のどの時点でも下振れリスクに比べて上振れする確率が高いことを織り込んだ水準にあると指摘した。

  サンダイアル・キャピタル・リサーチによれば、比較的小口のトレーダーがここ数カ月、そうした取引の大きな部分を占めている。

原題:Apple Stock Split Fuels Retail-Trader Bets on Further Gains (4) (抜粋)

(チャートを更新し株価を加えます。更新前の記事は2段落の会社名をTDアメリトレード・シンガポールに訂正済みです)
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