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【米国市況】S&P500種が4日続伸、リスク選好でドル安

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5日の米株式市場ではS&P500種株価指数が4日続伸。新型コロナウイルスのワクチンを巡る明るいニュースのほか、米追加景気対策での合意に向けて協議が進展しているとの観測が買いを誘った。

  • 米国株は続伸、ワクチンや景気対策への期待で
  • 米国債が下落、10年債利回りは0.55%に上昇
  • ドルが広範に下落、リスク選好で
  • NY原油、4日続伸-米週間統計発表後は伸び悩む
  • NY金、連日で最高値更新-地政学リスクなどで

  S&P500種は終値での最高値3386まであと2%未満に迫っており、世界株の指数は年初来の下げをほぼ埋めつつある。予想を上回る業績を発表したモバイル決済サービスのスクエアとウォルト・ディズニーが上昇。ワクチン候補が初期段階の臨床試験で有望な兆しを示したノババックスも高い。

  S&P500種が前日比0.6%高の3327.77。ダウ工業株30種平均は373.05ドル(1.4%)高の27201.52ドル。ナスダック総合指数は0.5%上昇。ニューヨーク時間午後5時現在、米国債市場では10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し0.55%。

  経済指標は強弱まちまちだった。7月の米民間雇用者数は伸びが急減速し、新型コロナの感染再拡大で労働市場にブレーキがかかったことが示唆された。一方、7月の非製造業総合景況指数は2019年2月以来の高水準となった。

  フィエラ・キャピタルのポートフォリオマネジャー、キャンディス・バンサンド氏は「株式相場は全般に、米国の追加景気対策への期待に下支えられている」と指摘。「第2四半期の決算発表シーズンも顕著な支援要因であり、新型コロナウイルス感染の再拡大を巡る懸念を弱めるのに役立っている」と述べた。

  外国為替市場ではドルが主要通貨に対して下落。リスク選好の動きが強まったことがドル売りを誘った。米経済統計の改善もリスク選好ムードを強めた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%低下。ドルは対円では0.1%安の1ドル=105円60銭。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.1863ドル。

Dollar Pushing Below Multi-Year Support

  ニューヨーク原油先物相場は4営業日続伸。ただ、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計でガソリンや留出油の在庫が増加したのを受け、上げ幅を縮小した。原油在庫は減少した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は49セント(1.2%)高の1バレル=42.19ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は74セント高の45.17ドル。

  ニューヨーク金先物相場は連日で最高値を更新。地政学リスクの高まりに加え、米国で追加景気対策が実施されるとの見通しから買いが続いた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.4%高の1オンス=2049.30で終えた。スポット価格も最高値を記録した。

原題:U.S. Stocks Climb on Bets Stimulus Deal Is Coming: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Drops; Norwegian Krone Jumps on Gold Rally: Inside G-10

Oil Pares Rally in Wake of Mounting U.S. Fuel Supplies

Gold Barrels Past $2,000 With Stage Set to Rally Further

(第5段落にコメントを追加し、更新します)
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