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【欧州市況】株上昇、鉱業やエネルギーに買い-ドイツ債が下落

5日の欧州株は上昇。鉱業やエネルギー銘柄が買われた。投資家の関心は新型コロナウイルスで打撃を受けた経済を支えるための米国の包括的経済対策を巡る議論に集まっている。

  ストックス欧州600指数は0.5%高。7月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)確定値は、速報値から上方修正された。金属相場が総じて上昇し、鉱業株は4%高。米エネルギー情報局の在庫統計で、原油在庫が減少を示すと、原油相場は5カ月ぶり高値に上昇した。これを手掛かりにエネルギー株が買いを集めた。

  企業決算も注目された。BMWは2009年以来となる四半期での赤字決算が売り材料となり、3.5%下落した。

  メディオラナム・インターナショナル・ファンズの株式担当責任者、テリー・ユーイング氏は電話で、「金融市場が現時点で織り込んでいる景気回復のペースは、実際よりも速いのではないかと懸念している」と述べ、「こうした理由から今は全体的に若干慎重な見方を取っている」と続けた。

European stocks see recovery fizzle slightly during earnings season

  欧州債市場ではドイツ債が下落。ユーロ圏の他国債を下回るパフォーマンスとなった。米財務省が四半期定例入札の規模を過去最高となる1120億ドル(約11兆8200億円)と発表したほか、米供給管理協会(ISM)の7月の非製造業総合景況指数が市場予想を上回ると、下げ幅は一段と拡大した。

  ドイツ債の利回り曲線はベアスティープ化。イタリア債は小幅安。イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して148bp。

  英国債の利回り曲線もベアスティープ化した。イングランド銀行(英中央銀行)は6日に金融政策委員会(MPC)の政策判断を発表する。短期金融市場の見方では英中銀は政策金利の据え置きが予想されており、来年5月までに10bp、同年11月までに15bpの利下げが織り込まれている。

  ドイツ10年債利回りは5bp上げてマイナス0.51%、フランス10年債利回りは4bp上げマイナス0.2%、イタリア10年債利回りは3bp上げて0.98%。

原題:European Equities Advance on Boost From Energy, Mining Shares(抜粋)

Bunds Underperform Peers, Gilts Bear Steepen; End-of-Day Curves(抜粋)

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