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ベイルートでの爆発、原因物質は港で6年間保管-税関が危険性警告も

レバノンの首都ベイルートの港で4日発生した大規模な爆発を巡り、同国当局は揮発性の化学物質が原因としている。その化学物質が、税関当局から危険性を警告されていたにもかかわらず港の倉庫で6年間保管されていたことが、文書で明らかになった。

  レバノン税関当局のトップが記した2通の書簡によれば、2014年に硝酸アンモニウムが貨物として船で到着。港湾の労働者らは、理由が分からないままその貨物を船から下ろし、倉庫に移したという。硝酸アンモニウムは、肥料や爆発物の生産に用いられる。

Dozens Dead and Thousands Hurt in Beirut Explosion

破壊された穀物倉庫(奥)。8月5日撮影

  両書簡によれば、税関は司法当局に対し、硝酸アンモニウムの没収ないし再輸出を命じるよう、少なくとも2回要請していた。2016年5月3日付の書簡では、当時の税関トップが「不適当な気象条件にある」倉庫に硝酸アンモニウムを保管するのは「極めて危険」だと警告。職員と港の両方にとってリスクだと指摘していた。

原題:Beirut Blast Blamed on Chemical Cargo Removed From Ship in 2014(抜粋)

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