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きょうの国内市況(8月4日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅続伸、米景気期待や為替安定-景気敏感中心全業種上げ

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  東京株式相場は大幅続伸。米国での製造業指標の改善や新型コロナウイルス感染鈍化などを受けて景気回復への期待が高まった。為替の安定推移を好感し、自動車など輸出関連や素材といった景気敏感業種、陸運中心に内外需とも高い。

  • TOPIXの終値は前日比32.62ポイント(2.1%)高の1555.26
  • 日経平均株価は378円28銭(1.7%)高の2万2573円66銭

  ピクテ投信投資顧問の松元浩常務は「海外相場はワクチン開発に対する期待が強い上、製造業指標も悪くなかった」と語る。株式市場はレンジ相場の中で経済活動正常化と感染者数増加の綱引きからまだ脱し切れていないとして、「通常のレンジ相場と違ってそれぞれがパワフルな買いと売りの材料であるため、レンジの下限に来れば強気材料、上限なら弱気材料に焦点が当たって大きく変動しやすい」と述べた。

  • 東証33業種はすべて値上がり、空運や陸運、海運、鉄鋼、輸送用機器、不動産が上昇率上位

●長期金利が低下、10年債入札順調で需要の強さ確認との見方

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  債券市場では長期金利が低下した。この日実施の10年利付国債入札が順調な結果となり、投資家需要の強さがあらためて確認されたことから買いが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低い0.01%
  • 新発20年債利回りは0.5bp低い0.39%
  • 長期国債先物9月物の終値は15銭高の152円37銭で高値引け

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 10年債入札は前回入札時より利回りが低下していたため需要を不安視する声もあったが、しっかりとした結果で堅調な需要が確認された
  • 金融機関の資金余剰で、資金の振り向け先として10年債が選択されやすい面も
  • 日本の10年債は海外と比較してもともと割安に放置されており、ドイツの10年債利回りがマイナス0.5%を下回っていることを考えると、再びマイナス圏に沈む可能性は十分にある

10年債入札

  • 最低落札価格は100円77銭と、市場予想と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.64倍、前回3.66倍
  • 小さいほど好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は3銭、前回2銭

●ドル・円は上昇、株高でリスクオンの円売り優勢-106円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。国内外の株高を受けたリスク選好の流れが相場を支えた。円はドル以外の全ての主要通貨に対しても売られた。オーストラリアドルは同国中央銀行が国債の購入再開を打ち出したものの、反応は限定的だった。

  • ドル・円は午後3時27分現在、前日比0.1%高の1ドル=106円06銭。朝方付けた105円95銭を安値に一時106円19銭まで上昇
  • 円は主要16通貨に対して下落
  • 豪ドル・ドルは0.1%高の1豪ドル=0.7131ドル。豪ドル・円は0.2%高の1豪ドル=75円64銭

大和アセットマネジメントの亀岡裕次チーフ為替ストラテジスト

  • 米ISM製造業景況指数の改善を背景に、株高を通じたリスクオンが円安圧力になっている。ただ、経済活動を抑制するような政策は非製造業の方が敏感に反応しやすく、米雇用も非製造業のウエートが大きいため、一方的なドル買い・円売りにはなりにくい
  • 失業給付金の上乗せを巡って米議会で協議進展があればドル・円の上昇要因となる一方、米中対立で何か大きな動きがあればリスクオフ材料になり得る
  • 豪ドルは同国中銀の国債購入再開を受け、経済にプラスとの見方からいったんは買われたが、新型コロナウイルスによる苦境の深刻さに目が向いて伸び悩んでいる
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