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米金融当局者、追加財政出動の重要性を訴え-議会審議難航の中

  • シカゴ連銀総裁:支援延長なければ経済に非常に高くつくことになる
  • ダラス連銀総裁:失業保険給付積み増しが雇用維持に寄与した

米連邦準備制度の当局者らは3日、追加景気支援策の枠組みを巡る議会の交渉が続く中、米経済には新たな財政出動が極めて重要になるとの見解を相次ぎ示した。

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の結果、何千万人の米国民が失業した。こうした人々は、3月に議会で承認された失業保険給付の積み増し措置に頼る一方、立ち退きの一時猶予で住まいを失わずに済んでいる。

  シカゴ連銀のエバンス総裁は3日に記者団に対し、「何か手を打つことが極めて重要だ」と述べ、「そうした支援の縮小や消滅に何も対処せずに進めば、総需要の低下として表れ、経済にとって非常に高くつくことになると思う」と述べた。

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  民主党は週600ドルの失業保険給付積み増しを延長したい意向だが、共和党は寛大過ぎる措置で職場復帰意欲をそぐとして減額の必要性を主張している。

  ダラス連銀のカプラン総裁は3日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、失業保険給付積み増しを何らかの形で延長する必要があると述べ、積み増しによる追加の購買力は恐らく、それがなかった場合よりも多くの人々の雇用を維持した公算が大きいと指摘。「正味の効果は経済と雇用の両方にとってプラスだったと言えよう」と述べた。

  リッチモンド連銀のバーキン総裁も、「消費者と企業が受けている支援を急速に停止すれば、経済で起きていることを非常に傷つける動きになる」と同日の別のイベントでコメントした。

原題:Fed Officials Talk Up Urgency of Fiscal Aid as Lawmakers Bicker (抜粋)

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