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東京都内の新規感染者は309人、新型コロナ-小池知事

更新日時
  • 3日ぶり300人超、重症者は前日比7人増の22人に
  • 都は飲食店などの営業時間短縮を要請、「会食で拡大」と小池知事

東京都内で4日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者は309人だった。小池百合子知事が記者団に明らかにした。200人以上は8日連続で、300人を超えたのは3日ぶりだ。都内で治療中の重症者は22人となり、3日の15人と比べて7人増えた。

  都内の新規感染者数は7月30日に367人、31日に463人、8月1日に472人と3日連続で過去最多を更新。2日は292人、3日は258人だった。東京都の発表によると、4日の感染者のうち、20代が130人で最も多く、30代が63人、40代が40人と続いた。80代以上も11人いた。

  都は3日から、都内全域の酒類を提供する飲食店などに営業時間を午後10時までに短縮するよう要請するなどの対策に乗り出した。ホストクラブなど接待を伴う店舗にとどまらず、居酒屋やカラオケなども対象。飲み会などを通じた感染拡大を受けた措置で期間は31日まで。応じた中小事業者には、1事業者当たり一律20万円を支給する。

  小池知事は4日、時短要請に関して「会食の場を持って広がっているという研究なども出ている」と指摘し、「それらを防いでいくということからご協力を賜りたい」と呼び掛けた。

政府はなお感染防止と社会経済活動の両立図る

  菅義偉官房長官は4日午前の記者会見で、新型コロナの感染リスクをゼロにするには「残念ながら時間がかかる」とした上で、「感染防止と社会経済活動を両立させていかなければ国民生活が立ち行かなくなる」との考えを改めて示した。世界各国も「悩みながら両立に取り組んでいる」と述べた。

  現在の感染状況については若年層を中心に拡大しているため、「3、4月と比較すると入院や重症化する者の割合が低くなっている」とも指摘。お盆の帰省への対応については次回の分科会で「どうしたことを守っていくべきか、そうしたことの専門家の意見を聞く中で必要なことを審議されるだろうと思う」と語った。

  お盆の帰省については、西村康稔経済再生担当相も4日午後の記者会見で、政府として県をまたぐ移動を一律に控えるよう要請はしていないと説明。その上で、帰省先に高齢者がいる場合には十分注意するよう求めた。

  大阪府の吉村洋文知事が4日午後の会見で、うがい薬の成分「ポビドンヨード」で新型コロナウイルスの治療効果が期待できることを確認したと発表したことについては、「承知はしていない」とした上で、専門家の意見を聞き、「効果があるのであれば、活用していきたい」と述べた。

  感染拡大が続く中、立憲民主党など野党は先週、憲法53条に基づく臨時国会召集の要求書を大島理森衆院議長に提出した。4日午後には自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長が国会内で会談した。

  安住氏は会談後、記者団に、政府・与党は法案や条約の承認案件がないため、国会を召集する状況ではないとの返答だったと説明。野党としては「納得しがたい」として、5日も協議を続けることを明らかにした。

  臨時国会について安倍晋三首相は4日午後、記者団の取材に対し、「コロナ対策を含め諸課題を整理した上で与党と相談して対応したい」と述べた。感染状況については高い警戒感を持って注視し、「リスクのある方々への感染を防ぐために今、全力を尽くしている」と強調した。

(西村再生相、安倍首相のコメントなどを追加して更新しました)
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