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ソニー、今期営業益は27%減の6200億円-自社株買い、増配も (訂正)

訂正済み
  • 自社株買いの上限は1000億円、発行済み株式総数の1.64%
  • 半導体事業は1000億円超減益、累積投資額を500億円減額-CFO

ソニーの今期(2021年3月期)の連結営業利益は前期比27%減の6200億円になる見込みだ。5月時点では「少なくとも3割減」と試算していた。市場予想(6540億円)を下回る。

今期の業績予想

  • 売上高予想8.3兆円、前年同期比0.5%増、市場予想7.91兆円
  • 営業利益予想6200億円、同27%減、市場予想6539.8億円
  • 純利益予想5100億円、同12%減、市場予想4562.3億円

  中間配当は25円(前年同期は20円)とする。

Sony Surges After Report Loeb's Third Point to Push for Changes

ソニーは今期見通しを発表

  また1000億円を上限に自社株買いも行う。取得株式数の上限は2000万株で発行済み株式総数の1.64%。取得期間は5日から来年3月末まで。

  セグメント別では、CMOS画像センサーが主力の半導体が1000億円超の減益となる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で画像センサーの売り上げが落ち込んだ。

  イベントの中止などにより音楽や映画も減益。年末商戦期に次世代機「プレイステーション(PS)5」の発売を控えるゲームと金融は増益を確保する見込みだ。

  会見した十時裕樹最高財務責任者(CFO)は半導体事業について、今期までの3年間の設備投資額を7000億円から6500億円に減額すると表明。来期以降の投資計画も「タイミングの見直しを行う」とした。足元ではスマ―トフォン市場の減速や中位・廉価モデルへのシフトが進むとみているが、「来年下期では利益成長を狙っている」と述べた。

  十時氏は今期を「コロナの影響からのリカバリーに加え、アフターコロナの事業環境を見据えた戦略構築にも注力する重要な年」と位置付けた。

営業利益見通しの内訳

額(億円)前年比
ゲーム240016
音楽1300  ▲123
映画410  ▲272
カメラ・テレビ・スマホなど600  ▲273
半導体1300 ▲1056
金融1420124

  4-6月期の営業利益は前年同期比1.1%減の2284億円となり、市場予想(1365億円)を上回った。

  SBI証券の和泉美治シニアアナリストは電話取材で、前回決算で今期営業益3割減の見通しを示しており、「全体としてはネガティブな印象はない」と指摘した。

4-6月期の業績
  • 売上高1.97兆円、前年同期比+2.2%、市場予想1.65兆円
  • 営業利益2284億円、前年同期比-1.1%、市場予想1365.3億円
  • 純利益2332.5億円、前年同期比+53%、市場予想869.5億円
(5段落目のセグメント別の損益見通しについての記載を訂正します)
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