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AIGの4-6月、純損益79億ドルの赤字-リスク軽減向け株式売却で

  • 調整後1株利益は66セントとアナリスト予想48セントを上回った
  • フォーティテュード過半数株売却はリスク軽減が目的-CEO

米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が3日発表した4-6月(第2四半期)決算は、純損益が79億ドル(約8370億円)の赤字となった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と抗議デモにからんだコストや、傘下企業だったフォーティテュード・グループ・ホールディングスの過半数株式売却が響いた。

  • 今年6月に完了したフォーティテュード株式の売却についてブライアン・デュパロウ最高経営責任者(CEO)は、バランスシートのリスク軽減が目的だったと発表資料で説明。調整後1株利益は66セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想48セントを上回った

インサイト

  • フォーティテュード株式売却に伴う損失は67億ドル。インペリアル・キャピタルのアナリスト、デービッド・ヘイブンス氏はこの日のリポートで、バランスシートのリスク軽減につながるため、投資家は損失額に重点を置くべきではないと指摘した
  • 損害保険部門の災害にからむコストは税引き前で6億7400万ドル。その多くは新型コロナ関連によるもの。抗議デモ関連が1億2600万ドル、自然災害関連が9000万ドルだった
  • デュパロウCEOら経営陣が進める業績立て直しの焦点である損害保険部門は、収益性を示す主要指標が4-6月期に改善した

市場の反応

AIGの発表資料はこちら

原題:AIG Posts $7.9 Billion Loss Driven by Deal to Unload Risks(抜粋)

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