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スウェーデン、新型コロナ打撃は欧州で最も軽度か-2Q成長率に注目

  • 5日発表の第2四半期GDPは7%程度縮小の予測
  • 新型コロナの死者数は10万人当たり56.4人と、世界でも特に高い

新型コロナウイルスの対応策として完全なロックダウン(都市封鎖)の回避を選んだスウェーデンは、経済への打撃が最悪の事態を免れたことが今週発表の統計で明らかになる可能性がある。

  スウェーデンは注目を集める4-6月(第2四半期)国内総生産(GDP)を5日に発表するが、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値によれば、7%前後の縮小が見込まれている。

  GDPが予想に一致した場合、スウェーデンにとっては過去最悪の落ち込みとなるが、米国やユーロ圏の縮小幅に比べて相当軽いと言える。

  キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、デービッド・オックスリー氏は顧客向けリポートで、「スウェーデン経済は緩いロックダウンにもかかわらず、無傷というわけではなかった。ただ第2四半期のGDPの落ち込みはユーロ圏と比べて3分の1程度だった可能性があると考えている」と指摘した。

  その一方で、スウェーデンの新型コロナの死者数は人口10万人当たり56.4人。世界で最も死亡率が高い国の1つだ。隣国のデンマークやノルウェーは当初、厳格なロックダウン措置を講じて、死亡者数をかなり少なく抑え込んだ。スウェーデン経済がデンマークやノルウェーと比べてはるかに良好かどうかはまだ不明だ。

原題:Virus Hit to Sweden’s Economy Seen Among Least Bad in Europe(抜粋)

  

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