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長期金利が低下、10年債入札順調で需要の強さ確認との見方

更新日時

債券市場では長期金利が低下した。この日実施の10年利付国債入札が順調な結果となり、投資家需要の強さがあらためて確認されたことから買いが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低い0.01%
  • 新発20年債利回りは0.5bp低い0.39%
  • 長期国債先物9月物の終値は15銭高の152円37銭で高値引け
新発10年債の利回り推移

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 10年債入札は前回入札時より利回りが低下していたため需要を不安視する声もあったが、しっかりとした結果で堅調な需要が確認された
  • 金融機関の資金余剰で、資金の振り向け先として10年債が選択されやすい面も
  • 日本の10年債は海外と比較してもともと割安に放置されており、ドイツの10年債利回りがマイナス0.5%を下回っていることを考えると、再びマイナス圏に沈む可能性は十分にある

10年債入札

  • 最低落札価格は100円77銭と、市場予想と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.64倍、前回3.66倍
  • 小さいほど好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は3銭、前回2銭
  • 備考:過去の10年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.125%0.010%0.390%0.550%不成立
前日比横ばい-1.0bp-1.0bp-0.5bp横ばい
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