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ZHD株がストップ高、コロナでショッピング好調-4割営業増益

更新日時
LINE and Yahoo Japan App As Two Are In Talks For Possible Merger
Photographer: Akio Kon/Bloomberg
LINE and Yahoo Japan App As Two Are In Talks For Possible Merger
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

ヤフーやZOZO、アスクルなどを傘下に置くZホールディングスの株価が制限値幅いっぱいのストップ高まで買われ、6年半ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスの流行による巣ごもり消費でショッピングが好調に推移し、4-6月期(第1四半期)の営業利益は前年同期比4割増えた。

  3日の取引で一時前週末比100円(18%)高の657円と大幅に3日続伸し、2014年2月以来の水準を回復。上昇率も19年11月14日(20%)以来の大きさとなった。

  ZHDが7月31日に発表した第1四半期の営業利益は前年同期比40%増の506億円となり、市場予想(396億円)を上回った。ペイペイモールやヤフーショッピングなどeコマース(物販)が延び、ショッピング事業の取り扱い高は86%伸びた。傘下企業間のシナジー効果や全社的な費用削減で、広告需要が低迷したメディア事業の営業利益をコマース事業が初めて上回ったという。

  コロナの影響で合理的な算定が難しいとし、今期(21年3月期)の業績計画と配当は現時点で未定としている。

  SMBC日興証券の前田栄二アナリストはリポートで、「収益源多様化、リスク分散により、コロナ禍のような厳しい環境下でも成長が期待できる構造が整った」と評価。第2四半期以降は巣ごもり需要縮小でコマース事業の勢いは減速する半面、広告需要底打ちによるメディア事業の回復が期待されると指摘した。

 

2014年以来の高値水準に戻したZHD株

 

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