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対中批判で「微妙だが重要な政策シフト」-経済自立にかじ切る中国

  • 習国家主席は「双循環」の発展モデルに言及
  • 米国が厳しいデカップリングを始めるなら、耐性を高め得る取り組み
relates to 対中批判で「微妙だが重要な政策シフト」-経済自立にかじ切る中国

Photographer: Wang Zhao/AFP via Getty Images

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中国政府の経済モデルに対する圧力が国内外で高まる中で、習近平国家主席は国内経済自立の取り組みを加速させている。

  習主席はここ数週間の発言で、「双循環」の発展モデルに言及。より自立した国内経済を主要な経済エンジンとして、それを一部の外国からのテクノロジーと投資で補完するという発想だ。共産党総書記でもある習主席は7月下旬、「不安定・不確実な要素を伴う引き続き複雑で課題の多い」経済状況に向き合う中で、中国はこうしたアプローチを加速すべきだとの認識を示した。

  中国の大きな懸念は雇用だ。個人消費が弱く民間セクターの投資も不振で、成長の低迷が続いている。一方、欧米各国の政府は、香港や新疆ウイグル自治区、南シナ海などの中国の行動を巡り対中批判を強めており、自国の企業に対し代替となるサプライチェーンを見つけ、華為技術(ファーウェイ)のような中国企業との関係を絶つよう促している。

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Source: Nomura Holdings Inc

  北京のシンクタンク、全球化智庫(CCG)を創設した王輝耀氏は「外国から課題を突き付けられた中国指導部は、中国が扉を閉ざす一方との印象を与えたくないが、米国がもし厳しいデカップリング(切り離し)を始めるなら、こうした取り組みは悪影響への中国の耐性を高め得る」と指摘した。

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  ブルームバーグのアジア担当チーフエコノミスト、舒暢氏は「微妙だが重要な政策シフトが中国で進行中だ。政府は最近の政策声明で、国内経済と対外貿易を意味する『双循環』を強調している。これは輸出主導の成長モデルを離れ、もっと国内のけん引力を強めた経済の構築を一段と重視する方向への公式な転換を示唆している」との分析を示した。

原題:Xi Speeds Up China’s Inward Economic Pivot in More Hostile World(抜粋)

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