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アセマネ分野で拡大目指す、海外M&Aも選択肢-三菱UFJ信託社長

  • 新興国含め幅広い地域で拡大模索、PEや不動産など多様な商品視野
  • アウトソース需要が高まる資産管理業務でのM&Aも検討へ

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ信託銀行は、アセットマネジメント(AM)を中長期的な成長分野と位置付け、海外での企業の合併・買収(M&A)も選択肢に、今後も事業の拡大を目指す。

  4月に社長に就任した長島巌氏がブルームバーグとのインタビューで語った。拡大の対象地域はAM分野の成熟度が高い先進国だけでなく、発展途上国でも「チャンスがあればいろんな国を考える」と述べた。株や債券だけでなくプライベートエクイティー(PE、未公開株)や不動産など多様な商品を視野に入れているという。

  同行は、2019年に豪コモンウエルスバンク・オブ・オーストラリア(CBA)から傘下の主要資産運用子会社群(FSI)を約3000億円で買収するなどAM分野の強化を図ってきた。AM事業を含む受託財産事業は前期(20年3月期)に、粗利益ベースでグループ全体の6%を占めた。長島氏は、海外の主要銀行ではこの割合が10ー15%程度であることを引き合いに出し、同行としても成長余地があると語った。

  また、受託財産事業のもう一つの柱で、AM事業の管理を行うインベスターズサービス(IS)についても、アウトソースの需要が高まっていると指摘。IS事業についても機会があれば買収も展開していく方針を示した。これまでに6社を計約760億円で買収している。

Japan's Biggest Bank MUFG Names Hironori Kamezawa As New CEO

三菱UFJ信託銀行の長島社長(1月17日)

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

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