コンテンツにスキップする

米個人所得、6月は予想以上に減少-直接給付の効果薄れる

更新日時

6月の米個人所得は予想以上に減少した。政府からの直接給付の効果が薄れる中、失効する失業保険上乗せ給付の重要性が浮き彫りになった。

キーポイント

  • 個人所得は1.1%減-市場予想は0.6%減
  • 個人消費支出(PCE)は前月比5.6%増
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は5.2%増
    • 前月は過去最大の伸びだった
U.S. incomes fall in June as stimulus checks wind down

インサイト

  • 所得の減少は4月に実施された個人への直接支援の効果が薄れつつあることを反映しているが、失業手当ては実際には6月に年換算で1110億ドル増加
    • 失業者は減少したものの、処理が遅れていた失業保険の申請が処理されたことを反映した公算が大きい
  • 賃金・給与は前月比2.2%増
    • 経済活動の再開に伴う再雇用を反映
    • なお水準は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前を大きく下回っている

詳細

  • 個人消費支出は5月に過去最大の伸びを示し、6月も増加したものの、パンデミック前の水準をなお下回っている
  • 実質支出は5.2%増。前月は8.4%増だった
    • 支出は広範にわたり、耐久財が8.8%増、サービスは5%増
  • 貯蓄率は19%に低下、前月は24.2%
    • 福祉給付金の増加で過去最高となった4月から、2カ月連続の低下
  • 金融当局が公式にインフレ目標の基準としているPCE総合価格指数は、前年比0.8%上昇と、当局目標の2%を大きく下回った
  • 変動の大きい食品とエネルギーの除くコア価格指数は、前年比0.9%上昇

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Incomes Fell in June as One-Time Stimulus Boost Faded (1)(抜粋)

(情報を加え、更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE