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市場動向を注視、必要なら日銀と一体で取り組むと岡村財務官-3者会合

  • 市場の安定は極めて重要、緊張感持ち動向を注視との認識共有-財務官
  • 東京市場で1ドル=104円19銭と約4カ月半ぶりの水準まで円高進行

財務省と金融庁、日本銀行の幹部は31日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う足元の金融市場の動きを受けて4カ月ぶりに会合を開いた。岡村健司財務官は会合後に記者団に対し、「政府と日銀は、引き続き足元の市場動向や経済動向を注視し、必要があれば一体となって取り組んでいく」と語った。

  岡村財務官は、足元の円高や株安の動向について、「市場の動向の個々の動きについてコメントは控える」と述べた。この日の3者会合では、「市場の安定は極めて重要であり、緊張感を持ってその動向を注視していくことが重要であるという認識を共有した」と説明した。

  31日の東京外国為替市場のドル・円相場は午前に一時1ドル=104円19銭と約4カ月半ぶりの円高水準を付けた。新型コロナの感染拡大を受けて、第2四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値が過去最大の落ち込みとなる中、大規模な米金融緩和と財政出動を背景としたドル売りの流れが継続した。

  3者会合の開催は、新型コロナの感染拡大を背景に金融市場が不安定化した3月以来。政府の7月の人事異動後は初めてで、顔合わせも兼ねる会合となった。出席者は岡村財務官のほか、金融庁からは氷見野良三長官、日本銀行の内田眞一理事らが参加した。

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