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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
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中国の製造業PMI、7月は上昇-景気回復の勢い継続

更新日時
  • 製造業PMIは51.1、前月50.9-非製造業PMIは54.2にやや低下
  • 供給サイドは回復軌道も雇用低調で需要持ち直しに時間-コメルツ銀
Sparks fly as employees work in the weld shop at the SAIC-GM-Wuling Automobile Co. Baojun Base plant, a joint venture between SAIC Motor Corp., General Motors Co. and Liuzhou Wuling Automobile Industry Co., in Liuzhou, Guangxi province, China, on Wednesday, May 23, 2018. GM and its partners sold 4 million vehicles in China in 2017, about 1 million more than the automaker sold in the U.S.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の製造業活動を測る7月の政府の指数は前月から上昇した。景気回復の勢いが続いていることを示した。

  国家統計局が31日発表した7月の製造業購買担当者指数(PMI)は51.1。6月の50.9から上昇した。エコノミスト予想は50.8だった。新規輸出受注指数は48.4に改善、新規受注も51.7に上昇した。

  7月の非製造業PMIは54.2と前月からやや低下したが、建設活動の指数は60を上回る水準に回復した。活動拡大・縮小の分かれ目は50。

Exports improve, although services slow slightly

  政府主導の投資が加速し、世界の需要が回復する中で、景気持ち直しは7-12月(下期)に入っても続いている。ブルームバーグのエコノミスト調査では2020年の成長率見通しが上方修正され、2%成長が見込まれている。

  国家統計局によると、インフラ事業の加速で建設活動の改善が続いた。建設の雇用指数は56.2に上昇した。

  だが、雇用と所得の減少に伴う個人消費の伸び悩みが景気回復の重しとなりそうだ。今後も新型コロナウイルス感染拡大が小規模でも起きれば飲食や宿泊、観光を中心とした支出や信頼感にマイナスとなる。

  コメルツ銀行の新興国市場担当シニアエコノミスト、周浩氏(シンガポール在勤)は、「供給サイドは引き続き一段の回復に向けた軌道上にあるが、製造業とサービス業PMIの雇用指数はいずれも低調にとどまっており、需要の持ち直しまでまだしばらく時間がかかる」と分析。「新型コロナの感染再拡大は確実に家計の需要回復プロセスに暗い影を落とす」とコメントした。

原題:China’s Economy Sped Up in July as Factory Output Recovered (1)(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加し更新します)
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