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【債券週間展望】長期金利は低下か、新型コロナ感染拡大や円高で買い

8月第1週(3日-7日)の債券市場では長期金利の低下余地を探る展開が予想されている。新型コロナウイルスの感染拡大継続に加え、為替市場で円高が進行していることが買い手掛かりになるとの見方が出ている。

市場参加者の見方

◎auじぶん銀行の山下周チーフエコノミスト

  • ドル安・円高基調が続くようなら株安、金利低下要因に
  • 10年債入札は日銀の国債買い入れオペに支えられ無難に消化されよう
  • 超長期債の入札は8月18日の30年債までないため、タイミング的にも金利は低下余地を探る展開
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.02%~プラス0.02%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 需給悪化への警戒感は和らいでおり、円高・株安が進めば国債利回りは低下余地を試そう
  • マイナス金利深掘りは懐疑的な見方が多く、中短期債利回りの低下余地は限られようが、利回りの高い超長期国債などには押し目買いが続こう
  • 10年債と物価連動債の入札は投資家の需要でいずれも無難に消化されよう
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.03%~プラス0.03%


国債入札予定

対象年限発行予定額
4日10年利付国債2.6兆円程度
6日10年物価連動国債2000億円程度

主な材料

  • 3日:1-3月期の国内総生産(GDP)2次速報の改定値
  • 3日:7月の米ISM製造業景況指数
  • 4日:7月の東京都区部消費者物価指数(CPI)
  • 5日:黒田東彦日銀総裁とイエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「ウィズ・コロナ時代の中央銀行」をテーマに講演
  • 7日:7月の米雇用統計
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