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大和証G:4-6月純利益9.2%増の176億円、トレーディング好調

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大和証券グループ本社が31日発表した2020年4-6月期(第1四半期)連結純利益は前年同期比9.2%増の176億円だった。新型コロナウイルス禍による営業抑制で国内リテール部門が振るわなかったが、トレーディング収益などのホールセール部門が好調だった。

  リテール部門の経常損益は8億9300万円の損失(前年同期は27億円の利益)と、セグメント別開示を始めて以降、初の赤字となった。新型コロナ感染拡大を受けた顧客訪問の自粛が響いた。一方、ホールセール部門の経常利益は同3.3倍の185億円だった。

4-6月期の主な収益(増減は前年同期との比較)
  • 営業収益 :         29%減の1286億円
    • 委託手数料       38%増の171億円
    • 引き受け・売り出し手数料  36%減の44億円
    • 募集・売り出し手数料   36%減の41億円
    • トレーディング損益     15%増の321億円

  同日会見した佐藤英二最高財務責任者(CFO)は「グローバルマーケッツの力強い業績がリテール、グローバルバンキングの落ち込みをカバーした」と総括。収益力強化のため、18年度と比較して販管費を2年間で約150億円削減するコスト構造改革も進めており、6月末時点の進捗(しんちょく)は約7割だとした。

  初の赤字を計上したリテール部門については「4月を底に改善傾向であり、一過性と受け止めている」と述べた。書面のデジタル化などコロナ禍対策を整えてきており、足元7月の個人投資家のアクティビティは「高水準を維持している」とした。

セグメント別の純営業収益(増減は前年同期との比較)
  • リテール部門          18%減の351億円
  • ホールセール部門       31%増の515億円 
  • アセット・マネジメント部門    13%増の128億円
Views of Nomura and Daiwa Securities Ahead of Earnings Announcement

大和証券のロゴ

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

(第2段落以降に会見の内容などを追加します)
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