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6月鉱工業生産2.7%上昇、予想上回る伸び-基調判断を上方修正

更新日時
  • 基調判断は「生産は下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」
  • 7月の予測指数は前月比11.3%上昇-経産省試算値は3.1%上昇

6月の鉱工業生産指数は前月比2.7%上昇と、5カ月ぶりにプラスとなった。市場予想(1.0%上昇)を上回った。基調判断は、生産は「下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」とし、従来の「急速に低下している」から上方修正された。経済産業省が31日発表した。

キーポイント
  • 生産指数は前月比2.7%上昇(ブルームバーグ調査の予想中央値は1.0%上昇)の80.8-前月は8.9%低下
  • 出荷指数は前月比5.2%上昇、在庫指数は2.4%低下、在庫率指数は7.0%低下
  • 製造工業生産予測調査によると、7月は前月比11.3%上昇、8月は3.4%上昇見込み
    • 予測誤差を加工した7月の試算値は3.1%上昇

  

基調判断を上方修正

エコノミストの見方

SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミスト(22日付リポート):

  • 自動車販売が米欧では5月から、日本では6月から持ち直しており、4月以降大規模減産に踏み切った自動車メーカーが6月に増産へ転じよう
  • 6月の生産は自動車関連が持ち直すものの、中間財や資本財が低迷し、全体では小幅な増産にとどまるとみられる

背景

  • 経産省が前月発表した製造工業生産予測調査では、6月は前月比5.7%上昇、試算値は0.2%上昇だった
  • 日本の6月の輸出は前年同月比26.2%減と、19カ月連続で前年を下回った。欧米向けを中心に自動車や関連部品が引き続き低迷
  • 日本の7月の製造業PMI(購買担当者景気指数)は42.6と2カ月連続で上昇
(キーポイントとチャートを追加して更新しました)
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