コンテンツにスキップする

村田製、4-6月営業益は18%減の513億円-市場予想上回る

更新日時
  • 主力のコンデンサーやモジュール販売が減少、為替の円高も減益要因
  • 自動車向けのMLCC在庫は解消「正常な形に戻った」-中島社長

村田製作所が31日発表した4-6月期の連結営業利益は前年同期比18%減の513億円となった。市場予想(448億円)を上回った。

4-6月期の業績

  • 売上高3268億円、前年同期比-8.6%、市場予想3330億円
  • 営業利益513.4億円、前年同期比-18%、市場予想447.8億円
  • 純利益395.8億円、前年同期比-15%、市場予想345.4億円

  発表によると、主力のコンデンサーの販売が車載向けの不振で前年同期比2.4%減となったほか、スマートフォンに使うモジュールも7.6%減った。為替の円高も減益要因となった。ただコンデンサーの受注高はパソコンやサーバー向けの旺盛な需要から増加した。

  今期(2021年3月期)の連結営業利益予想は前期比17%減の2100億円を据え置いた。

  中島規巨社長は決算会見で、積層セラミックコンデンサー(MLCC)について、車載向けで在庫が解消できていなかったが、足元で「正常な形に戻った」と述べた。今後は第5世代通信規格(5G)関連製品の割合が大きくなりそうだとの見通しを示した。

  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月から7月にかけ、国内5工場やフィリピン、マレーシアの生産拠点を一時停止したが、現在は全て稼働している。

  村田製はスマートフォンや自動車に搭載されるMLCCで世界シェアトップ。スマホの多機能化や第5世代通信規格(5G)関連の需要を見込みモジュール事業にも注力している。ブルームバーグのデータによると米アップルや韓国サムスン電子、台湾の鴻海精密工業などに製品を供給する。

Inside the CEATEC Consumer Electronics Show

村田製作所のロボット

(決算の詳細を追加しました)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE