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ソフトバンクG、1兆円上限に自社株取得枠-株価一時7000円台に

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ソフトバンクグループは31日、既に発表済みの自社株買い計画で、1兆円の枠を新たに発表した。取得期間は来年7月30日まで。株価は一時7000円台に乗せ、20年ぶりの高値をきょうも更新した。 

  株数の上限は2億4000万株で、発行済み株式総数に対する割合は12.3%。自社株買い計画の終了は当初来年3月を予定していたが、不透明な市場動向などを踏まえ、2021年4月以降になる可能性があるという。

  同社は今年3月、総額2兆5000億円の自社株買い計画を発表。このうち2兆円については、最大4兆5000億円の資産売却プログラムで調達した資金を充てるとしていた。資産売却は、中国のアリババ・グループ・ホールディングや国内通信子会社のソフトバンク、米携帯事業会社のTモバイルUSの一部保有株が対象となった。

  SBI証券の森行真司アナリストは電話取材で、「株式市場が混乱している環境下では資産を売却して現金を持ち、ディスカウントしている自社株に投資するのが一番いい」と述べた。また、「孫社長は去年の今ごろはビジョン・ファンド、ビジョン・ファンドと声を張り上げていたが、今は蛇口を閉めている」と指摘し、「現在の戦略は評価できる」と分析した。

  株価は3月に16年以来の安値を付けた後、一連の発表を受けて反発基調が鮮明になり、31日の取引では一時7048円と2000年3月以来の高値を付けた。

株価は20年来の高値更新が続く
(株価情報を更新、アナリスト見解を追記します)
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