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Photographer: Michael Nagle
cojp

アマゾン、4-6月利益が予想を大幅に上回る-時間外で株価急伸

更新日時
  • 7-9月は売上高870億-930億ドル、営業利益20億-50億ドルと予想
  • クラウド部門AWSの4-6月収入はアナリスト予想を下回った

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アマゾン・ドット・コムが30日発表した4-6月(第2四半期)決算は、利益がアナリスト予想を大幅に上回った。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への対応で支出を増やしても十分な利益を出せることを証明した形だ。

  4-6月期の1株当たり利益は10.30ドル。アナリスト予想平均は1.51ドルだった。売上高は前年同期比40%増の889億ドル(約9兆3200億円)。これもアナリスト予想の81億2000万ドルを上回った。

  同社は7-9月(第3四半期)の売上高が870億-930億ドル、営業利益が20億-50億ドルのレンジになると予想。アナリスト予想は売上高865億ドル、営業利益30億4000万ドルだった。

  アマゾン株はこの日の時間外取引で一時約5%上昇。通常取引の終値は0.6%高の3051.88ドルだった。年初来上昇率は約65%と、S&P500種株価指数を大幅にアウトパフォームしている。

  予想について同社は、新型コロナ関連で発生するコスト20億ドル余りを含んでいると説明。7-9月期は例年、繁忙期のホリデーシーズンを控えて支出が大きくなる。

  モーニングスターのアナリスト、RJ・ホットビー氏は「これで投資家が収益性に抱いていた懸念は払拭(ふっしょく)される」と指摘。「アマゾンは新型コロナ下でも効率性を高めており、エンジン全開になっている」と述べた。

  同社は新型コロナ感染を懸念する消費者の巣ごもり需要で恩恵を受けている。一方、オンライン注文の急増に対応するための人員拡大や、倉庫で働く従業員を感染から守るための対策に多額の費用をかけている。4-6月期は世界全体の配送コストが68%増え、137億ドルになったとしている。

  クラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の4-6月期の収入は前年同期比29%増の108億ドルで、こちらはアナリスト予想の110億ドルを下回った。

  6月末時点の同社全体の従業員数は87万6800人。新型コロナ関連の需要に対応するため、年内に17万5000人を追加採用する計画を発表している。

原題:Amazon Reports Profit Topping Estimates Despite Covid-19 Expense(抜粋)

(5段落目以降を追加し更新します)
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