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欧州大手6銀行、33.5万人が在宅勤務を継続-オフィス復帰進まず

  • 従業員の在宅勤務比率、今決算発表期のトップ会見で定番の話題に
  • CEOの大半は「いずれ」従業員のオフィス復帰を望んでいる

欧州の大手銀行のトップは今回の決算シーズンで、注目されるある指標を公表している。それは在宅勤務の従業員の割合だ。

  今月に入り多くの銀行が4-6月(第2四半期)の決算を発表している。新型コロナウイルスが流行する中での従業員の勤務状況については、電話会見で定番の話題となっている。

  英ロイズ・バンキング・グループのアントニオ・ホルタオソリオ最高経営責任者(CEO)は30日、「英国全土で6万5000人の従業員のうち5万人前後が台所や勉強部屋、居間で仕事している」と語った。

  各行とも似たような状況だ。クレディ・スイス・グループのトマス・ゴットシュタインCEOは、世界の従業員の約80%がオフィス以外の場所で働いていると述べた。英銀スタンダードチャータードのビル・ウィンターズCEOは、米国と英国のオフィスで働く従業員の比率は10%にも満たないと明らかにした。

  ブルームバーグの試算によれば、欧州の大手6行で約33万5000人の従業員が数カ月にわたり在宅勤務を続けているとみられる。

Home Offices

Thousands of bank employees have been working from home

Source: Interviews, conference calls

Note: figures are approximations and at various points in time

  各行トップの大半は何らかの形で従業員のオフィス復帰を望むと話すが、いずれ、というただし書きが付く。

  ロイズが実施した社内調査によれば、従業員の大半はある程度においてのみ、オフィス復帰を希望していることが示唆された。ホルタオソリオ氏は電話会議で、オフィススペースの必要度は低下しつつあると話し、少なくとも9月末までは大半の従業員が在宅勤務を続けるとの見通しを示した。

原題:Kitchen Table Tops Office With 335,000 Bankers Working From Home(抜粋)

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