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債券上昇、新型コロナ感染再拡大でリスク回避強まる-フラット化圧力

更新日時

債券相場は上昇。新型コロナウイルスの感染再拡大を巡る懸念を背景にリスク回避の買いが強まった。超長期ゾーンの金利低下が大きくなり、利回り曲線にはフラット(平たん)化圧力が掛かった。

  • 新発10年債利回りは一時、前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.005%と、6月26日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは一時0.365%、新発30年債利回りは一時0.51%、新発40年債利回りは一時0.535%と、いずれも6月中旬以来の水準まで低下
  • 長期国債先物9月物の終値は6銭高の152円37銭。一時は152円49銭まで上昇
新発30年債と新発10年債の利回りスプレッド

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 米国の新規失業保険申請件数が2週連続で増えるなど、新型コロナの感染再拡大で徐々に景気の2番底シナリオが出てきてしまっている
  • 東京都の新規感染者数が400人を超えたことも一段の債券買いにつながった
  • 金融機関の資金余剰感などを背景にプラス利回りの債券に資金が向かいやすく、まだブルフラット化の余地がある

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年以下と25年超。買い入れ額はそれぞれ4200億円、300億円に据え置き
  • 応札倍率は5-10年が2.05倍に小幅低下した一方、25年超は4.28倍に上昇
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧
  • 午後5時に8月の長国買い入れの月間予定公表

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.130%0.010%0.375%0.520%0.535%
前日比-0.5bp-1.0bp-0.5bp-1.5bp-2.0bp-3.0bp
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