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香港、ソーシャルメディア投稿も国安法適用対象-言論の自由に影響か

  • 「香港共和国」樹立を呼び掛け-国家分裂扇動の疑いで男女4人逮捕
  • サイバー空間は法律が及ばない仮想空間ではない-香港警察

香港警察は29日、インターネット上に国家分裂を扇動するコメントを今月投稿したとして香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで16-21歳の学生活動家4人を逮捕した。当局が同法に基づいてオンラインの言論を制限するのは初めて。

  警察は必要な「あらゆる手段」を使って「香港共和国」を樹立しようと呼び掛ける新しいグループをネット上で発見し、男女4人を逮捕した。声明では、「インターネットのサイバー空間は法律が及ばない仮想空間ではないことを市民にあらためて伝える」と表明した。

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  逮捕された4人には「学生動源」の鍾翰林元代表(19)が含まれると同団体がツイートで明らかにした。

  香港中文大学の馬嶽副教授(政治学)は、今回の逮捕は警察が行動だけでなく言論も含めた犯罪に対して国安法を使うことを示したと指摘。「同法がそのように適用されれば、香港の言論の自由には大きな脅威になるだろう」と語った上で、「直接的な行動は必要ないということを示した。単なる投稿の共有でも逮捕され得る」と述べた。

原題:
Hong Kong Draws Red Line on Social Media Posts With Arrests(抜粋)

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