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ヴァーレが配当再開へ、新型コロナ危機の最悪期は過ぎたとの見方

  • 昨年1月のミナスジェライス州でのダム決壊事故後に配当停止
  • 4-6月の調整後EBITDA33.7億ドル、予想下回るも前年比増加

鉄鉱石生産で世界最大手、ブラジルのヴァーレは29日、取締役会が配当再開を決定したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大は続いているものの、鉄鉱石などの資源価格の回復を背景に同社は危機の最悪期は過ぎたとみている。

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  ヴァーレは「中国の第2波のリスクが和らぎ、特にブラジル北部での感染拡大ペースが安定・鈍化する中、新型コロナ絡みの不確実性は減っており、最悪期は過ぎた公算が大きいと判断している」と説明した。

  同社は昨年1月、ミナスジェライス州ブルマジーニョでの尾鉱ダム決壊で270人が死亡した事故を受け、配当を停止していた。中国の力強い需要に伴う資源価格回復を受け、同社は事故後閉鎖していた鉱山の再開に向け準備を進めている。

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  ヴァーレがこの日発表した4-6月(第2四半期)決算は、調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)が33億7000万ドル(約3500億円)と、市場予想平均の37億ドルに届かなかったものの、前年同期の31億ドルを上回った。中国の旺盛な鉄鋼需要を背景に、鉄鉱石価格は1年ぶり高値近くで推移している。

原題:Vale Restarts Dividend With Worst of Pandemic ‘Likely Behind Us’(抜粋)

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