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米銀のレバレッジ比率緩和、借り手を支援-FRB議長が認識示す

  • 資本基準の幅広い緩和に向けた法案の可能性について言及-記者会見
  • 一時的であることを明確にしたい-資本基準の恒久的変更ではない

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は29日、米銀の資本は十分だが、レバレッジ比率の一時的緩和が米経済における信用供与の支援に役立つ可能性があるとの認識を示した。

  パウエル議長は記者会見で、資本基準の幅広い緩和に向けた法案の可能性について言及し、「銀行にバランスシート拡大を認める能力がわれわれに与えられるだろう」と述べた。FRBは既に、米国債保有を計算から一時的に外す限定的な措置を実施している。

  議長はスイスや日本、カナダ、ユーロ圏など世界の多くの規制当局が自国の銀行に対してレバレッジ比率の緩和を実施していると指摘し、米当局がさらなる措置に踏み切るなら「一時的であることを明確にしたい。つまり、資本基準の恒久的変更にはならないということだ」と語った。  

  議長はまた、新型コロナウイルスによる経済への打撃を考慮した新たなストレステスト(健全性審査)シナリオを示すと述べ、9月30日に新たなストレスシナリオが銀行側に送付されると説明した。

原題:Powell Suggests More Bank Leverage Relief Would Help Borrowers(抜粋)

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