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クアルコム 、7-9月売上高に強気の見通し-時間外で株価急伸

更新日時
  • 新型コロナからの回復は予想より力強かった-モレンコフCEO
  • 「5G旗艦端末」導入の遅れは7-9月売上高に「部分的に影響」

半導体メーカーの米クアルコムは29日、7-9月(第4四半期)の売上高に強気の見通しを示した。第5世代移動通信システム(5G)が軌道に乗りつつあることを示した形だ。また同社は、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)との新たなライセンス契約も発表した。

  クアルコムは7-9月期の一部項目を除いた売上高が55億-63億ドル(約5800億-6600億円)になるとの見通しを発表。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は57億7000万ドルだった。ファーウェイからの未払い分を含めると、売上高は73億-81億ドルになるとしている。一部項目を除いた利益は1株当たり1.05-1.25ドルの見込み。

  4-6月(第3四半期)の調整後売上高は前年同期比ほぼ横ばいの48億9000万ドル。アナリスト予想平均は48億ドルだった。一部項目を除いた1株利益は86セントで、アナリスト予想平均の70セントを上回った。

  スティーブ・モレンコフ最高経営責任者(CEO)は電話インタビューで「4-6月期の新型コロナからの回復は、主に先進国と中国の好調で予想以上に強いものになった」と説明。「われわれは今、第2の転換点に向かっている。5Gの世界的な展開拡大だ」と述べた。

  同社は訴訟合戦などで一時冷え込んでいた米アップルとの関係を修復し、年内発売が予定されている新型「iPhone(アイフォーン)」に5G対応モデムを供給する。ただ、ブルームバーグは先に、新型iPhoneの発売が例年より遅くなる可能性が高いと報じていた。これについて、クアルコムは「5G旗艦端末」導入の遅れは7-9月期の売上高に「部分的に影響」するとの見方を示した。

  クアルコム株はこの日の時間外取引で一時12%余り上昇。通常取引の終値は1.7%高の93.03ドルだった。

原題:Qualcomm Gives Strong Forecast, Announces Huawei License Deal(抜粋)

(第4段落以降にCEOコメントなどを追加して更新します)
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