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きょうの国内市況(7月29日):株式、債券、為替市場

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●日本株続落、低調な企業決算や円高を懸念-キヤノンやファナック急落

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  東京株式相場は続落。米国や日本などで低調な企業決算が相次いだことや円高が警戒され、輸送用機器や電機など輸出関連、鉄鋼や非鉄金属などの景気敏感業種中心に幅広く売られた。業績を開示したキヤノンやファナック、日産自動車の急落が目立った。

  • TOPIXの終値は前日比20.08ポイント(1.3%)安の1549.04
  • 日経平均株価は260円27銭(1.2%)安の2万2397円11銭

  アセットマネジメントOneの清水毅調査グループ長は「企業決算が悪いのはある程度覚悟していたが、決算失望銘柄の売られ方は厳しい」と指摘。オフィス機器や自動車、設備投資などの決算からは「新型コロナ後は不可逆的に元に戻らない部分があることを再認識させられた」と述べた。

  東証1部銘柄の売買代金ランキングは、キヤノンやファナック、日産自動車、中外製薬といった決算発表を受けて急落する銘柄が上位を占めた。キヤノンや米ゼロックスの決算を受けた連想売りはコニカミノルタやリコーなどオフィス機器全般に及び、工作機械など設備投資関連などにも業績警戒の売りが広がった。

  • 東証33業種では、鉄鋼や輸送用機器、化学、電機、非鉄金属、機械が下落
  • 海運と情報・通信は上昇

●超長期債が続伸、需給不安後退で買い優勢-利回り曲線はフラット化

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  債券市場は超長期債が続伸。昨日の40年債入札を無難にこなしたことで需給不安が後退し、長い年限を中心に買いが優勢だった。中短期債はあすの2年債入札を控え上値が限定的となり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。格付け会社フィッチ・レーティングスが日本の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に変更したものの、相場に大きな反応は見られなかった。

  • 新発40年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp)低い0.555%。新発30年債利回りも一時3bp低い0.53%、新発20年債利回りは一時2bp低い0.385%を付けた
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.015%
  • 新発2年債利回りは横ばいのマイナス0.135%
  • 長期国債先物9月物の終値は6銭高の152円36銭。取引開始直後に一時152円42銭まで上昇、その後は上昇幅を縮小

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 超長期債は7月上旬の30年債入札好調以来続く金利低下の流れが継続。需給不安後退で売られ過ぎた分が買い戻されている
  • 格付け見通しの変更や円高、株安も先物を見る限り材料視されてない
  • 中短期債は2年債入札を控えていることに加え、短期金利が強含んでいることを受けて上値が重い

日銀オペ

  • 残存期間1年超3年以下が4200億円、3年超5年以下が3500億円に据え置き
  • 3-5年の応札倍率は3.38倍と同ゾーンの日銀国債買い入れオペとしては4月1日以来の高水準-応札倍率の上昇は売り圧力の強まりを示唆
    • 1-3年は倍率が低下し無難な結果、3-5年は倍率が上がったが利回り格差は市場実勢通りで無難な結果-中島氏

●ドル・円小動き、ドル安基調の中で月末需給に振れる-105円付近

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円前半を中心に小動き。前日海外時間に続いて105円割れの場面があったが、この日のスポット取引の応当日が月末となることから、実需のドル買い・円売り主導でやや持ち直した。

  • ドル・円は午後3時42分現在、前日比0.1%安の104円96銭。ここまでのレンジは104円94銭から105円24銭
  • オーストラリアドル・ドルは前日比0.2%高の1豪ドル=0.7174ドル、豪ドル・円は0.1%高の1豪ドル=75円29銭

NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • きょうのスポット応当日が7月末でドル買い期待が高かったが、序盤は株安につれて105円割れ。ただ、円高に関する財務省幹部の発言が報じられたことや、月末に絡んだ実需の円売りが出たことで戻りを試した
  • ドル安基調は根強く、ドル・円の上値は重い。また、今週金曜にかけて、105円ちょうどにオプションストライクが集中しており、105円前半が重く、105円割れが固い一因になっている
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