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マクドナルド、世界の売上高が急減-パンデミックの影響免れず

外食大手の米マクドナルドでは世界全体の売上高が近年にない急激な落ち込みとなった。新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的大流行)に対応しドライブスルーや宅配で営業を続けたが、消費者が慎重姿勢を強めたこともあり、悪影響を免れることはできなかった。

  4-6月(第2四半期)の既存店売上高は、世界全体で23.9%減と、ブルームバーグのデータでさかのぼれる少なくとも2005年以降で最悪の落ち込みとなった。減少率はアナリスト予想をやや上回った。特にスペインや英国、フランスなども含む海外市場は、41.4%減と大きく落ち込んだ。

McDonald's global same-store sales lowest in recent memory

  同社は第2四半期を通じて、米国内と比較して海外は低調だと説明していた。米国の既存店売上高は6月に2.3%減にとどまり、パンデミック前の水準をほぼ回復した。それでも市場では失望が広がった可能性があると、RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、クリストファー・キャリル氏は指摘。同氏は6月の米既存店売上高について、前年同期とほぼ変わらない水準を予想していた。

  ただ対人接客が欠かせないレストランよりは、マクドナルドの米国内売上高は良い内容だった。ドライブスルーや持ち帰りのサービスが強みを発揮した。同社はここ数年、注文用のタッチスクリーン設置などデジタル化も進めている。クリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は発表文で、そうした取り組みが「この不確かな時代に良い結果をもたらした」と説明した。

原題:McDonald’s Declines After Reporting Plunge in Global Sales (1)(抜粋)

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