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スペイン、英国の制限措置に怒るも今度はドイツからの渡航減に直面

  • スペインへの渡航禁止は「バランス取れていない」-サンチェス首相
  • 英国、ドイツからの旅行者はスペイン観光業にとって生命線

スペインで新型コロナウイルス感染が再拡大しているとして英国がスペインへの渡航を制限したことを受け、同国のサンチェス首相は怒りをあらわにしたが、今度はドイツからも渡航者が減少する可能性がある。

  サンチェス首相は地元テレビ局テレシンコとのインタビューで、英国の決定は「バランスが取れていない」と述べ、英国の感染者数はスペインのバレアレス諸島やカナリア諸島よりも多いと不満を述べた。これに対し英国は28日、スペインの状況を地域ごとに区別すべきではないとして、制限措置を擁護した。

  ドイツは28日、スペインのカタルーニャ自治州とナバラ、アラゴン両州への不要不急の渡航を避けるよう勧告した。スペインにとってドイツからの旅行者は英国に次ぐ2位の多さだ。

  英保守党のサイモン・クラーク議員は英BBCに対し、「スペイン政府には同意しかねる」と述べ、「国全体を見て決断を下す必要がある。スペイン国内での移動がある」と説明した。

  英外務省は「バレアレス諸島およびカナリア諸島への英国民の渡航および帰国を巡る状況を鑑み、帰国後の自主隔離義務の影響なども考えて、スペイン全土への不要不急の渡航は一切行わないよう勧告する決断に至った」との声明を発表した。

原題:Angry with U.K., Spain Now Faces Further Loss of German Tourism(抜粋)

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