コンテンツにスキップする

マレーシアのナジブ元首相に有罪、禁錮12年-1MDB巡る裁判

更新日時
  • 7つの罪状全てで有罪、50億円超える罰金も命令
  • 元首相は汚職や資金洗浄などさらに数十件の罪に問われている

マレーシア・クアラルンプールの高等裁判所は28日、政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)を巡る裁判で、ナジブ元首相に禁錮12年の判決を下した。一連の裁判で最初の判決となる。

  ナジブ元首相は、1MDBの元部門の資金4200万リンギット(約10億4000万円)が自身の個人口座に預けられていた件を巡り争われている裁判で、7つの罪状全てについて有罪とされた。判決を受けて、元首相の弁護人は上訴する意向を示している。

  判事は職権乱用について禁錮12年の判決を下したほか、資金洗浄(マネーロンダリング)など6件についてもそれぞれ10年を言い渡した。刑の執行は同時進行させることが可能なため、実際の服役期間は12年となる。元首相は2億1000万リンギット(約52億円)の罰金刑も科された。

  マレーシア当局は24日、ナジブ政権下で1MDBの資金調達に果たした役割について米ゴールドマン・サックス・グループと和解。ゴールドマンは39億ドル(約4100億円)を支払うことで合意した。同社に対する訴訟は全て取り下げられる。

  ナジブ元首相は、1MDBの資産購入や起債に関連したものを含め汚職や資金洗浄などさらに数十件の罪に問われている。

Spotlight Falls on Najib’s Verdict After Goldman’s 1MDB Deal

ナジブ元首相(中央、クアラルンプールの裁判所で7月28日)

原題:Najib Faces 12 Years After Guilty Verdict in Ex-1MDB Unit TrialNajib Found Guilty of All Charges in Former 1MDB Unit Trial (4)(抜粋)

(第1、3段落に量刑を追加します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE