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TSMC株連騰、一時は時価総額で世界10位に-インテルから受注期待

  • 株価は一時9.9%上昇、時価総額は4100億ドルを超えた
  • インテルが生産プロセスの遅れを受けTSMCに生産委託する可能性
TSMC Chairman Mark Liu Declines to Reaffirm Previous Forecast Given Uncertainty
Photographer: Ashley Pon/Bloomberg

台湾積体電路製造(TSMC)の株価は28日に続伸し、一時は時価総額で世界10位の企業となった。

   台北市場でTSMC株は一時9.9%高まで上昇。時価総額は4100億ドル(約43兆3000億円)を超え、米大手企業のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)とビザを追い抜いた。その後、上げ幅を縮小した。台湾株式市場では10%の値幅制限がある。

TSMC becomes world's 10th largest stock

  TSMC株の新たな押し上げ要因となったのは、 米半導体メーカーのインテルが先週、7ナノ(ナノは10億分の1)メートル技術に基づく新製品生産プロセスに遅れが生じており、生産を外部委託する可能性があると警告したことだ。TSMCは半導体受託生産の最大手で、世界の大手ハイテク企業向けに半導体を製造した実績があることから、インテルが同社に新たなビジネスを委託すると見込まれている。

  また台湾紙の工商時報は先に、インテルがTSMCとの合意に伴い、6ナノメートルの半導体18万枚を来年に向けて発注すると情報源を特定せずに伝えた。野村ホールディングスやクレディ・スイス・グループなどは、TSMC株の投資判断を「買い」相当に引き上げた。

原題:TSMC Pares Gains After $72 Billion Surge to Start the Week(抜粋)

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