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Photographer: Andreas Gebert/Bloomberg
cojp

金相場、最高値更新後に失速-銀現物は一時3月来の大幅安

更新日時
  • 利益確定売りやドルが下落分の一部を取り戻したことが背景
  • 上げの勢いがなかった-ゴールドシルバー・セントラル
A Umicore SA hallmark sits on a gold bar in the precious metals vault at Pro Aurum KG in Munich, Germany, on Wednesday, July 22, 2020. Silver jumped to the highest in almost seven years and gold continued its march toward a record on expectations there’ll be more stimulus to help the global economy recover from the coronavirus pandemic.
Photographer: Andreas Gebert/Bloomberg

金相場は28日、先物が1オンス当たり初めて2000ドルに達するなど、最高値を更新したが騰勢は続かない兆候が示されている。投資家は金相場の上昇が急速かつ行き過ぎだったかどうかを見極めようとしている。銀現物は3月以来の大幅安となった

  金・銀相場はアジア時間28日午前に高値を付けた後で下げに転じた。トレーダーが利益確定の売りを出したほか、ドルが下落分の一部を取り戻していることが背景だ。新型コロナウイルスのまん延による経済への打撃に終わりの兆しは見えず、経済成長の押し上げには追加刺激策が必要になるとの見方が広がっている一方で、投資家は一段高を狙うにはさらに強力な手掛かりを必要としている可能性がある。

  コメルツ銀行のアナリスト、カルシュテン・フリッチ氏は「大幅な上昇の後で、調整は遅すぎたくらいだ」と述べた。

Gold and silver have been in overbought zone since last week

  ロンドン時間午前9時48分現在、金現物は0.9%安の1オンス=1924.65ドル。一時は最高値の1981.27ドルをつけた。 相対力指数(RSI、期間14日)は買われ過ぎのサインとされる70を上回る水準で推移している。 

  シンガポールのディーラー、ゴールドシルバー・セントラルのマネジングディレクター、ブライアン・ラン氏は「上げの勢いがなかったことが分かる」と指摘、最高値を「その後何度か試そうとしたが、調整が入ってしまった。恐らく既ににある程度の利益確定売りがあるのだろう」と話した。

  銀現物は一時9.2%安と、3月以来の大幅安となった。

原題:Gold Loses Momentum After Record as Volatility Roils Silver(抜粋)

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