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Photographer: Barry Winiker/The Image Bank RF
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新型コロナの空気感染リスク、ビル管理で「HVAC」に注目集める

  • HVACとは暖房と換気、エアコンの頭文字
  • ビルのダクト内のウイルス除去など空調システム改善に大きな関心
HVAC system atop building
Photographer: Barry Winiker/The Image Bank RF

新型コロナウイルスが空気感染する可能性があることを示す研究結果を受け、暖房・換気・エアコンの頭文字(HVAC)で示す空調システムへの関心が急激に高まっている。不動産を管理する業者はビルを再開する前に、同システムのアップグレードを急いでいる。

  ビル管理の専門家らは高性能のフィルターがウイルスをどれだけブロックするかや、ダクト内のウイルス除去で紫外線や帯電粒子を活用するシステムを導入すべきかなどを検討している。

  この恩恵を受けるのがハネウェル・インターナショナルやキャリア・グローバル、トレイン・テクノロジーズなどの企業だ。空気センサーやポータブルフィルター関連など、換気を改善させる製品を手掛けている。

  全米ビル協会(BOMA)のニューヨーク支部責任者、ハニ・サラマ氏は、「全てのビルが何らかの対策を講じるだろう。100%十分かと言えばそうではないが、現状よりもましになり、誰もが恐れている空気感染の懸念を一部和らげるのに役立つだろう」と述べた。

Commercial Buildings Focus on How to Scrub Virus From AC Systems

ハニ・サラマ氏

フォトグラファー:アミール・ハムジャ/ブルームバーグ

  ビルに対する懸念の多くはこれまで、ウイルスが何かの表面に付着し、そこから感染が広がるのではないかというもので、新たな清掃・消毒手順や大量の手指消毒剤、触らなくて済むドアやトイレ設備などの策が講じられてきた。しかし、200人余りの研究者が空気感染の可能性を認識するよう、世界保健機構(WHO)に促している。

原題:
Infection Risk From Air We Breathe Raises the Stakes for HVAC(抜粋)

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