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超長期債が上昇、40年入札無難通過で需給懸念後退-中長期は上値重い

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。この日に実施された40年利付国債入札は無難な結果となり、需給悪化懸念の後退などを背景にした買いが優勢となった。半面、超長期債の利回り低下が進んだことや高値警戒感から中長期ゾーンは上値の重い展開となった。

  • 新発40年債利回りは一時、前日比1.5ベーシスポイント(bp)低い0.58%と9日以来の水準まで低下
  • 新発30年債利回りは一時0.555%と、10日以来の低水準
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.02%
  • 長期国債先物9月物の終値は1銭安の152円30銭。朝方に8銭高の152円39銭まで上昇しが、40年債入札の通過後は売りに転じ、一時152円27銭まで下落
新発30年債と新発10年債の利回り格差推移

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 40年債入札については、一時0.685%まで上昇していただけに、0.6%を下回る金利水準でもよく消化されたという印象で、超長期債はしっかり
  • ただ、超長期債の利回りは一段の買いが出にくいところまで低下してきている面も
  • 供給イベントを通過して膠着(こうちゃく)感が強まりやすい。10年金利が再びマイナスになるほど買う勇気は誰にもない

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.575%、ブルームバーグがまとめた市場予想と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.11倍と、前回の 3.06倍から上昇
  • 備考:過去の40年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.115%0.020%0.405%0.565%0.585%
前日比横ばい+0.5bp+0.5bp-0.5bp-0.5bp-1.0bp
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