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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
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中国大都市のオフィス空室率、4-6月に上昇-経済活動再開でも

  • 高級オフィス空室率は上海20%、深圳21%-金融危機以来の高水準
  • 深圳の高級オフィスは22年までに約3分の1が空室となる可能性
A pedestrian wearing a protective mask walks through the Lujiazui Financial District in Shanghai, China, on Friday, March 20, 2020. Most of China is now considered low risk and should return to normal work and life, Premier Li Keqiang said at a government meeting on the coronavirus, which is spreading rapidly in Europe, the U.S. and elsewhere.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国で大都市のオフィス空室率がここ10年余りで最高の水準となっている。新型コロナウイルスの感染拡大で停止していた経済活動がおおむね再開されたにもかかわらずだ。

  CBREグループのデータによると、4-6月(第2四半期)の高級オフィスビル空室率は上海で20%、深圳では21%と、いずれも少なくとも2008年の金融危機以来の高い水準。北京は15.5%と、09年以来の高水準だった。

Lights Out

Office-vacancy rates in some of China's biggest cities are climbing

Source: CBRE

  中国は新型コロナの感染拡大を防ぐため、1-3月(第1四半期)に世界に先駆けてロックダウン(都市封鎖)を実施。早い段階で厳しい措置を講じたことで封じ込めに比較的成功し、多くの事業再開が可能になった。ただ、控えめな刺激策が感染第2波の懸念と相まって、国内の回復は緩やかなペースにとどまり、オフィスビル入居企業の慎重姿勢につながっている。

  コリアーズ・インターナショナル・グループのオフィスサービス担当エグゼクティブディレクター、マイケル・ウー氏は「テナント企業は全般的に一段と保守的になり、大半が拡張ないし移転計画の棚上げを選んでいる」と指摘。 「貸し手の間で家賃を巡る競争が激化し始めている」と述べた。

  多くの大都市では供給過剰の問題もある。ジョーンズ・ラング・ラサールによる調査では、主要14都市の全てで4-6月期に賃料が下落。ほとんどの都市では2四半期連続の下落となった。

Not Willing to Pay

Rent declines have deepened as China's economy reopens

Source: JLL

  不確実な需要を背景に、主要都市の空室率はさらに上昇しそうだ。上海のオフィス空室率は21年に30%まで上昇後、最終的に低下するとコリアーズは予測。一方、深圳では、22年までに高級オフィス全体の約3分の1が空室になると見込んでいる。

原題:
Office Vacancies in China’s Cities Soar Even as Economy Reopens(抜粋)

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